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 日本のお稽古。

 

いろいろと隠れたNGなことや、知っておいた方がよいことがありますが、みなさんはご存知でしょうか。

初歩的なものから、隠れたNGなこと、、それがあって敷居が高いのか、格式があるのか。。

 

些細なことでも知っておいた方がよいこと、そんなことをかいていきます。

もちろん私の主観も入っていますので、こうして欲しいなぁという願いもこもっています。。

 

また、亀の歩ペースでかいてゆきますので、順序が正しくない場合もございます。

そこらへんは目をつぶっていただけるとうれしいです。

 

 

体験入門の申し込みから当日までをざっと

<体験入門>

まずは体験入門を行っているところとないところがありますので、それを確認してみましょう。

HPには書いていなくても、お電話したりメールなどで交渉すれば、

お稽古を見学させてくださったり、実際に体験レッスンや、お話が聞けるところなど、それぞれです。

 

 

とりあえずHPや教室案内などを端から端まできちんと読んでみましょう。

 

きちんと読んだけれど、どこにも書いていなくて、

どうしても見学や体験をして教室を選びたい場合はお電話をして聞いてみましょう。

 

ここで注意すべきは、

1.電話をかける時間帯

常識の範囲内の時間にかけること。(早くて9時〜遅くとも20時までにかけるのが理想的です。)

2.名前を名乗る

中には「もしもし、HP見ました。体験できますか。」なんて方もいます。

「HP(教室案内)を見てお電話いたしました〇〇と申します。

体験レッスンを受けたいのですが、◎◎先生はご在宅でしょうか。」

これが言えたらスマートですね。

3.自分の連絡先を伝える

携帯電話でも、家の固定電話でもかまいません。必ず連絡のつきやすいものをお伝えしましょう。

4.質問事項をあらかじめ考えておく

HPを端から読んだけど書いてない。

不安なことや疑問など、あらかじめ考えてからお電話した方が、

考えている間に相手の方や先生をお待たせせずにすみますので、書きとめておくとよいですね。

 

こうして電話も無事終わりまして、あとは当日の約束の時間に伺うだけです。

 

と思いきや

!用事が入ってしまった。

!用事が入っていたのを忘れてしまってレッスンを入れてしまった。

!病気になった。

 

 

なんてこともあります。

そんなときは必ずお電話しましょう。すっぽかしなんてダメです。

「◎日の何時に体験レッスンを予約した〇〇と申します。

大変申し訳ありませんがどうしてもその日にうかがえなくなってしまいました。

もし先生のご都合がよろしければ・・」

とお電話すれば、どの先生も普通は優しく別日を考えてくださいます。

せっかく興味を持ったのですから、そこは勇気を出してくださいね。

 

そして当日になり、、

今日も注意すべきことはあります。

1.服装

Gパンだけは止めましょう。

理由として、先生に対して大変失礼です。

また普段椅子で生活している人は、ただでさえ足が痺れやすいのに、

生地の硬いGパンなんて履いたら5分くらいで意識がそこにしか行かなくなります。

また、女性の過激な露出も避けましょう。

先生が男性の場合にはお稽古にならない可能性も・・

胸の開いた服、スリットが激しく入っているもの、ホットパンツなどはさけ、

靴下、ストッキングなどは必ず履きましょう。

素足でぺたぺた歩くのはご自宅だけで。

玄関で浅いタイプの靴下を履くのもよい対策ですが、ピンポンを押す前にしましょう。

玄関内であたふたすると微妙な空気が流れてしまいます。

2.大幅な遅刻や、早すぎる到着は避けましょう。

以前、2時間近く遅れた方がいらっしゃいました。

いつ来るのかの連絡も特になく。。非常に困りますのでやめましょう。

遅刻しそうなときはわかったらすぐにお電話しましょう。

逆に5分以上早く着くのも失礼です。

掃除していたり、歯を磨いていたり・・・

目安としては、前後1分以内がよいです。

3.挨拶をしましょう。

玄関で出迎えてくださいますから、まずは笑顔で簡単な挨拶をしましょう。

また、部屋に案内されたらもう一度挨拶をします。

和室の場合「どうぞ、そちらに座ってください」といわれても、

まずは座布団には座らず、正座でご挨拶したほうがよいです。

くれぐれも立ったままの挨拶は避けましょう。

ご挨拶が済みましたらどうぞ座ってください。

痺れがきて、そちらに気が行ってしまいましたら、遠慮なく先生に申し出てください。

このときあぐらをかいたり、三角座りはダメです。

つま先だけを立てて、そこに重さを乗せるとすぐに痺れが取れますよ。

4.楽器を触るときはアクセサリーは取りましょう。

三味線の場合、指輪やブレスレットや時計などは楽器に触れやすく、傷つけてしまうことがあります。

 ヴァイオリンや小鼓などは肩や肩の付近に楽器を乗せますので、ネックレスなども避けるべきです。

とはいえ関係ない場所のアクセサリーも大きさによっては楽器に危害を加えるものとなってしまいます。

先生はハラハラ。一度言ってもなかなか全部は外してくださらない方もいらっしゃいます。

スマートに外せたら、楽器思いの方だとムードも和むことでしょう。

 5. 何といってもリラックス。難しいですが。。

肩に力が入ってカチカチになっていると、顔も引きつってきて、足も痺れ・・・

せっかく体験しに来たのですから、楽しみましょう(^^)

6.別れ際の挨拶も忘れずに。

お稽古が終わったとき、先生のご自宅を出るときなど、挨拶をしましょう。

「ありがとうございました。」

「お忙しい中、ありがとうございました。とても楽しかったです。」

7.連絡をしましょう。

体験レッスンはいかがでしたか?

楽しかったならきっと先生との相性もよかったのかと思います。

そこでお稽古をする場合も、しない場合も、きちんと連絡をしましょう。

お稽古をお願いするのであれば、よろしくお願いします、でよいでしょう。

具体的にお稽古をいつからしたい等、添えるとなおよいですね。

残念ながら、全く楽しくなかったというあなた。

おそらく先生との相性がよくなかったのかと思います。

新たなお稽古場を探すか、その楽器が合わなかったのかを考えるのかは後にして、

「貴重な体験ができ・・・(御礼)〜。

仕事が忙しく、お稽古日の都合となかなか合わないため、通うのが難しそうです。

また余裕ができたときに通わせていただきたいと思います。」

など、先生の方はこれから来ることがないとわかっていても、

お互いに気を悪くしない挨拶をするとよいでしょう。

 

 

 

では、さまざまな邦楽の世界を楽しんでください。

 

 

 

 


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